評価とレビュー
👍good!
- ある意味恐ろしい話ばかり
- 分岐ツリー
👎bad・・・
- ホラーではなくグロが出てくるように
どんなゲーム?
多くの人がプレイできる内容になっています。表現するなら不気味な話という感じ。
ただ、今作では少しグロテスク要素が加えられ、人がバラバラになってしまうこともあるほどです。
なのでこの流行り神3ではホラーで怖さを演出するよりも、グロで恐怖を演出しているという点は気を付けなければなりません。
どのゲーム機(ハード)でできるの?
ゲームできるハード | PSvita・PS2・PSP・DS |
ゲームしたハード | PSvita |
クリア時間 | 15時間程度 |
詳しいレビュー
良かった点
〇ある意味恐ろしい話ばかり
今作では、都市伝説の「メリーさん」(電話がかかってきて徐々に近づいてくるやつ)のような這いよってくる恐怖ではなく、結構物理的に恐怖を演出してくることが多かった印象。
それもそのはずで、今回「客の消えるブティック」「赤いちゃんこちゃんこ」などの話の終わりがグロい系の都市伝説ばかりだからですね。
(dlcでは「トイレの花子」さんという話が存在しますが、そちらの話はグロ一辺倒でではなく、這いよる恐怖も合わさっていてちょうどいい話になってました。)
四肢を切断されてしまったり、血まみれになったり、あることにより体が保たれていない状態になったりと、詳細はあまり書きたくないくらい物理的恐怖が多いです。
これは人により受け入れられない人もいるかと思いますが、都市伝説の背筋が寒くなる内容とは異なりプレイヤーに直接アタックするような恐怖演出は流行り神としては新しく、個人的には評価したい部分です。
ただ正直やりすぎだと思う部分もあるので、後述したいと思います。
〇分岐ツリー
流行り神最終章。というところでようやく実装された分岐ツリー。
これは話の分岐点となるところまでセーブをしていなくても戻ることができるシステム。
今まではこれがなかったため、すべての選択肢でセーブして戻っていたのですが、これが導入されたことで面倒な時間を短縮して快適にプレイできました。
正直片方のルートをプレイし終えると、もう片方のルートの話はだいたい想像がついてしまうので、少し早めにプレイしたい自分にとっては神システムでしたね(笑)
もう少しな点
〇ホラーではなくグロが出てくるように

前述したとおり、今作では文章でのグロの表現やcgのグロが結構存在します。
グロに関して言えば少量であればあっていいと思うのですが、結構の量があり、小説のように文章が並べられているせいか、余計に想像してしまい気分が悪くなることもありました。
今までの話でもグロだと思われるポイントはありましたが、その場面を詳細に描いたりはしていなかったので、とても楽しめていました。
個人的にグロ=恐怖はなにか違う気がするので、流行り神としては新鮮な要素であるものの、控えてほしいポイントだったかなと思います。
ただ、話全てがグロということではなく、ある程度「流行り神」要素も残してくれていましたので、開発としても若干探り探りで作った感がありました。
全体的な感想

終わってしまったことに少しの切なさ(別にストーリーが悲しいわけではなく)があり、最後の終わり方も流行り神らしい終わり方で良かったかなと思います。
思い返せば一番面白かった流行り神は初代流行り神だったかなと思います。
ただ流行り神2・3が駄作かと言われればそれは違い、むしろすべて良作に入っていいと思いました。
2・3では目新しい事があまりなかったために1と比べると劣ってしまいますが、1つ1つの話を思い返してみると2も3も記憶に残るいい話があります。(新しいことを入れるためにグロを導入したと考えられる)
流行り神では主人公の周辺に個性のあるキャラがたくさん出てきましたが、どのキャラもとても愛着が持てました。
特に主人公は誰にでも好かれる性格をしており、プレイしていて全く違和感なくプレイできました。(たまに主人公に全く共感できないゲームもある)
もう主人公をプレイヤーとしてみることができないのは少し残念で、できれば真 流行り神でも主人公を務めてほしかったなぁ。
流行り神。とても面白かったです。世に存在する都市伝説。その話をうまく事件と結び付け、不気味で興味深いお話に作り上げていたと思います。
まとめ
- ホラー系都市伝説系が好きな人におすすめ!
- 小説のようなストーリーを見たい人におすすめ!