(R18)カオスヘッド ノア CHAOS;HEAD NOAH レビュー・評価・感想 (デュアル)

まず最初に、

 

オープニングムービーは見ないほうがいい!

 

理由は2週目をプレイするときにムービーを見ればわかります。マジで普通のネタバレです。

 

※18歳未満はプレイしないでください。絶対にプレイしないでください。(PS VitaとXBOX360版はZとなっています)

 

評価とレビュー

👍good!

  • 実際の科学とオリジナル要素が良く混じり合っている
  • 妄想トリガー

 

 

👎bad・・・

  • エグイ(グロイ)
  • 主人公の性格
  • TIPS

 

どんなゲーム?

バンドエード
ノベルゲーム(ギャルゲー)です。
舞台は東京の渋谷。
主人公の西條 拓巳(以下タクミ)は学力はそこそこだが引きこもりで、妄想癖があるオタクです。
アニメやゲームをしながら平和に暮らしていたタクミでしたが、とあるキッカケから渋谷で起きる事件に巻き込まれて行きます
チュナ
どんな特徴のゲームなの??
バンドエード
特徴としては主人公の妄想がノベルゲームで言うところの選択肢となっているところです。
妄想には2種類あり、ポジティブな妄想とネガティブな妄想、それぞれをプレイヤーが選択していくことでその後の展開も変化します。

どのゲーム機(ハード)でできるの?

ゲームできるハードXbox 360/iPhone/PS3/PS Vita/PSP
ゲームしたハードPS Vita
クリア時間20時間(コンプ)

詳しいレビュー

良かった点

〇実際の科学とオリジナル要素をよく混ぜてある

 

作中には「ギガロマニアックス」と呼ばれる能力者が存在します。

 

このギガロマニアックスは、「目の盲点(視覚出来ないポイント)に妄想を流し込む」ことで妄想を現実にする力を持ちます。

 

目の盲点というあまり認知されていない人体のしくみと、オリジナル要素を混ぜ合わせることで「本当にできるんじゃないか??」という気さえしてきます。

左目を閉じた状態で〇を見ながら目を近づけるとある地点で四角が消える。 またそれ以上近づくと見えるようになる。

 

他にも思考盗撮(実際にあるらしい問題)も組み合わせることでリアリティがよりでていてとても楽しめました。

 




〇妄想トリガー

先ほど述べた通り、主人公は過度の妄想癖を持っています。

 

普通のゲームでは選択肢のみなのですが、主人公の妄想トリガーはポジティブな妄想をするかネガティブな妄想をするか(または妄想をしないか)でその後の展開が変化することがあります。

 

このシステムは作品全体のストーリーにもマッチしている、とてもいいシステムだなと思いました。

 

もう少しな点

 

〇エグイ(グロイ)

 

もともとPCからの移植作品なのですが、ただ移植するだけならR18までならなかったそうです。

 

というのも移植の際にとあるキャラのルートを作成したことによりZ指定となりました。

 

正直Z指定になった場面はそれなりの状況と描写で納得はできるんですが、私がエグイと感じたのはそれ以外にもあります。

 

絵自体のエグさはそこまでありません。

 

何よりも文章とSEの合わせ技による破壊力がすさまじいです。

 

もちろん作中にそんな場面がいっぱいあるわけではありません。

 

ひどいのは2,3個程度かと思います。が今思い出しても体がムズムズするというか、動いていないと不安になります。

 

〇主人公の性格

多くの人が疲れると思います。

 

殺人事件に巻き込まれて、ましてや自分が狙われるかもしれない。

 

そんな状況になったら誰でも慌てるし、すべての人間を警戒してもおかしくはありません。

 

しかしこの主人公は妄想癖が強い(被害妄想含む)ので一般の人間の何倍も警戒しますが、あまり行動に移しません。

 

こんな性格だからこそ終盤で良い展開につながるのだと思いますが、プレイする人は心を大きく持ってプレイしてください。(笑)

 

〇TIPS

 

科学ジャンルやオタジャンルとなると「科学用語」や「ネットスラング」も理解する必要があります。

 

この手のゲームに慣れている人は良いのですが、プレイ中にいちいち意味を検索するのが嫌な人はプレイしにくいかもしれません。




全体的な感想

ストーリーや設定を素直に楽しませていただきました。

 

男子には特に受けがいいと思います。

 

若干のホラー要素も合わさりドキドキ、(科学面で)ワクワクする場面もありました。

 

キャラも癖がありますが、愛着がわきます。(1人どうあっても心配な人がいますが

 

その反面万人受けはしないだろうという作品です。

 

個人的には個別ルートをもう少し作って欲しかった、とも思いました。

個別ルートに入ってもこの作品はあまりイチャイチャしません。それは「らぶchu☆chu!!」という続編でします。

 

全体的に暗いイメージの作品ですが、ストーリーが気になった方はぜひプレイしてみてください(18歳未満はダメですよ^^)

 

科学アドベンチャーシリーズの第1弾として作成されたカオスヘッド。
この後に有名なSTEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)が第2弾としてリリースされます。
世界もカオスヘッドの1年後がシュタインズ・ゲートの世界となっています。
実際に主人公タクミのオンラインゲームの名前、疾風迅雷のナインハルトは本編に登場します。
カオスヘッドとシュタインズ・ゲートは出てくる科学技術が同じものがあったり、同じ敵が出てきたりしますが、それらのつながりが濃いわけでもありません

まとめ

  • ストーリーや設定が気になる人はおすすめ!
  • 科学アドベンチャーシリーズをすべてプレイする人におすすめ!

 

読んでいただきありがとうございました^^

  

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