ペルソナ2 罪 レビュー・評価・感想

評価とレビュー

👍good!

  • 噂という設定をうまく生かしている
  • 合体スキル

👎bad・・・

  • 交渉が面倒でペルソナが作れない
  • 謎がずっと続くストーリー

どんなゲーム?

 

バンドエード
噂されることが現実になるという奇妙なことが起きる街でもう1人の自分であるペルソナを使役し仲間と共に謎を解き明かすRPGゲーム
前作のPersona(ペルソナ1)の世界から3年後の物語で、前作のキャラも登場します。もちろ前作をプレイしていなくても大丈夫
チュナ
どんな特徴があるの??
バンドエード
まずペルソナシリーズ全般に言えることですが、戦闘方法がペルソナを使用した戦闘であること、様々なペルソナを使い戦います。
今作では噂がキーワードとなっており、噂が広がると現実に起こってしまいます。プレイヤーの選択次第では自ら噂を流すことで街に影響(アクセ屋さんは実は武器を仕入れているという噂を流すと本当に武器を仕入れる)を及ぼしたりします。

どのゲーム機(ハード)でできるの?

 

ゲームできるハードPS/PSP/PS vita/(PS)
ゲームしたハードPS vita(ダウンロード版のみ)
クリア時間16時間

詳しいレビュー

良かった点

〇噂という設定をうまく生かしている

 

本作では特にと言うキーワードが重要となってきます。

 

ペルソナ1の主人公が試した「ペルソナ様」という遊びもどこからかのを聞いた友人が試し遊んだものでした。

 

そんなが作中のストーリーだけでなく、ストーリー外の場所でも使われていました。

 

例えば、幽霊の噂を耳にし、それを広めると本当にその幽霊と戦いアイテムをゲットできたり、欲しい武器があればどこかのショップで武器が売られている。という噂をこちら側から流すと本当に売られるようになる。

 

などストーリーとゲームのシステムが良くかみ合っていたところが特によかったと感じました。

 

実際最後の最後まで噂という物が絡んでくるので、噂って怖いなぁ、と思いつつも面白いなぁと感じました。




〇合体スキル

 

ペルソナシリーズの中でもペルソナ2だけではないでしょうか。

 

これは特定のスキルを複数人が正しい順番に使用することで強力な魔法が発動できたりするものです。

 

種類も結構あり、これを使用することでストーリーが楽に進められました。

 

さらに特定の合体スキルを使用したい場合はペルソナも変更しなくてはならないので、必然的にいろんなペルソナを使用できるのも良いところでしたね。

 

3からこれを削除したのはテンポが悪かったからなのかな??と感じましたが個人的にはあってもよかったのではないか??とも思います。

 

合体スキルではありませんが、ペルソナ5Rでは特定のタイミングでキャラ同士の合体技がありましたね。これをイメージして作ったんでしょうか。

 

もう少しな点

〇交渉が面倒でペルソナが作れない

 

交渉はペルソナ1と2にのみ存在するもので、悪魔と会話してペルソナ合体に必要な素材を入手します。

 

前作とは違い、今作はペルソナを入手しやすくするために、自分が相手よりも下のレベルでも素材を入手することができます。(これはとてもいい)

 

しかし今作の面倒なところは複数人での会話やアニメーションやボイスを入れたことで「かなり」もっさりしていることです。

 

ペルソナ1では会話を連発したとき10秒程度で交渉が終わりますが、今回は元々の入力コマンドの出る遅さも合わさって20秒以上かかることもざらです。

 

キャラの個性的な会話を聞けたり、ボイスを聞けたりするのはいいんですが、どうも流れが遅すぎます。




さらに相手の質問の返しが難しすぎる理不尽に怒られることがしょっちゅうで萎えました。

 

そんなこんなで最初は頑張りましたが、結局初期ペルソナ+進化ペルソナだけで全てクリアしてしまいました。

 

もっとゆっくりやればよかったとも思いましたが、そんなことしなくても戦闘が簡単だったので行えませんでした。

 

〇謎がずっと続くストーリー

 

ストーリーはもう少しわかりやすく、テキパキとしたストーリーの方が良かったですね。

 

最初に出たかなり気になる謎が明かされるのは本当に終盤も終盤なのはちょっと・・・と思いました。

 

戦闘システム面も含めて全体的にゆっくりした流れで進むので、少し話の内容についていけなかったところがあります。

 

謎のまま進んで、また謎が出てきて(謎の単語系を含む)の繰り返しはプレイヤーにとっては少ししんどかったです。

 

ラストのエンディングで衝撃的な展開があったとしても、その道中が謎だらけで、しかも訳のわからない単語を多く並べてくるので、ずっとモヤモヤし続けていました。

 

 

 

全体的な感想

 

お、重い・・・

タイトルからすでに重たかったですねw

ただ内容的には罪とかの意識的重さではなく規模が大きすぎて重たかった印象です。

 

ただ勘違いしないでいただきたいのは全体的なストーリーは決して悪くなかったということ。

 

ストーリーに関してはすべてのペルソナシリーズにもかかわる話であるし、考えさせられるようなストーリーとなっていて、とてもたのしめました。

 

結局ラスボスはペルソナシリーズではお馴染みのタイプのラスボスでしたが、ペルソナ1~5のどのラスボスよりも圧倒的な悪の意志が強くて印象深いです。

 

ペルソナ2は罪と罰で続き物のストーリーがあるのが特徴的ですので、ネタバレを見ずに罰をプレイしてきたいと思います(すでにタイトルが重いw)。

 

戦闘に関しては難易度設定も変更できますし、結構簡単にクリアできるでしょう。

攻略法もあり強い敵が行動するときは防御、こちらの行動順になる前に防御姿勢を解除すれば相手の攻撃では常に防御、こちらの行動では攻撃ができるというチート行為を行えますww。




あと、BGMもよかったんですが、やっぱりペルソナなら戦闘BGMはボーカルを入れてほしかったですん・・・(ペルソナ1も移植の時に目黒さんのBGMに変更されただけでボーカルBGMが入るのは3からです)

入っているのが聖槍騎士団のBGMとサトミタダシというお薬屋さんとベルベットルームのBGMだけ(だった気がします)なのは寂しいです。

 

ペルソナ2は現在PSとPSPとPSvita(ダウンロード専用)でのプレイが可能ですが、この世界感でのボーカルBGMも聞いてみたいですね。

 

ペルソナシリーズにこれ以降出てくる不死鳥戦隊ネオフェザーマンはペルソナ2から出てきました!(意外にも物語に深く関わってくるΣ(・□・;))

そういえば途中でヒトラー的な人が出てくるんですが、ドラゴンボールの映画でも似たようなことがありましたよねw何だったかなあの映画。

 

まとめ

  • ペルソナシリーズが好きな人におすすめ!
  • RPGが好きな人におすすめ!
  • 噂話が好きな人におすすめ!

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!

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