評価とレビュー
👍good!
- 独自の設定と王道ストーリー
- 個性が生きるキャラクター
- 豊富なBGM
👎bad・・・
- 広大なフィールドに悪魔がいる
- やりこみにくい
どんなゲーム?
主人公レックスの住む世界は、雲海の上に浮かぶアルス(巨神獣)という生物の背中(あるいは体内)に人々が家を建てたりして暮しています。
しかしアルスには寿命が存在し、その寿命と共に徐々に人が住める場所が少なくなっていくため、主人公のレックスは伝説の地「楽園」を求めて旅に出ます。
特徴としては色々な姿をした「ブレイド」とよばれる亜種生命体を「ドライバー」と呼ばれる人が使役して共に戦います。
「ブレイド」と「ドライバー」の信頼やキズナ、人同士の争い、様々な経験をしながら主人公や仲間が成長していくところも特徴です。
タイミングよく、Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション)というゼノブレイド1のリマスター+後日談がプレイできるソフトが発売されましたので、そちらをプレイしてからでいいと思います。
どのゲーム機(ハード)でできるの?
ゲームできるハード | Nintendo Switch |
ゲームしたハード | Nintendo Switch |
クリア時間 | 56時間 |
詳しいレビュー
良かった点
〇ゼノブレイド2は世界観の設定とそれに合わせた王道的ストーリーが素晴らしい!
なぜこの世界は雲海だらけの世界なのか、「ブレイド」や「アルス」はどこから来たのか、など謎が多い世界で主人公が時に笑い、時に涙しながらも仲間と共に成長しながら「楽園」を目指すストーリーは心震えるものがありました。
終盤になるにつれどんどん物語が加速していくため失速感もなく(むしろ最後あたりは1度聞いただけでは読み取れないくらい加速しますw)、終わりが近づいてくると寂しささえ生まれました。
ストーリー性のあるゲームを遊びたい方には絶対におすすめです。
終わった後「やってよかったな」とすがすがしい気持ちで終わることができました。
〇登場するキャラクターはブレイドも含め非常に個性豊かです。
しっかりとそのキャラの良いところが引き出されていて、物語を進めるうちにどんどんとキャラクターに愛着がわいてきました。
主人公だけでなく、周りのキャラクターが濃いことで物語の内容もより濃いものになっていたのではないかと思います。
恐らくプレイし終えた人の9割が「誰が好きですか?」という質問に「ニア!」と答えることでしょう。間違いないです。本当に。
〇さらに物語を盛り上げてくれたのがBGM
最初の町をからいくつもの町を旅し続ける主人公達ですが、その町には工業が盛んな街や林業が盛んな街など、土台(アルス)の性質により様々です。その町にあったBGMを毎回出してくれるのでBGMを聞くだけでその町のイメージが浮かび上がります。
戦闘時のBGMも作品の良さを更に引き出す曲となっていました。
今作の戦闘は少し長めになることが多く、曲が単調であると飽きが早くなってしまいます。
ただそのあたりはしっかりと飽きがこないようにBGMも工夫されているように感じました。
もう少しな点
〇広大なフィールドを歩くとぶっちゃけラスボスよりも強い敵がいます。
この仕様は無印のゼノブレイドにも存在したので、まあ恒例となりつつあるんですが、広大なフィールドを歩いてるだけで知らぬ間に縄張りに入ってしまってワンパンで沈められる、ということがよくありました。
やりこみ要素としてそういった敵がいるのはいいんですが野原を歩いてる敵がラスボスよりも強いのは「ちょっと・・・」と言いたくなります。
〇ゼノブレイド2はなかなか「やりこむことが難しい」ゲームだと感じました。
まず「ブレイド」のガチャ。
ブレイドはコアから生まれる生物で、そのコアを使用してガチャをして仲間にします。
実際にプレイヤーが契約する「ホムラ+α」以外のブレイドは本当にランダムでなかまになります。
中にはKOS-MOSという0.1%の確率でしか出ないブレイドもいたりします。(出し方はありますが)
旅で仲間になるブレイドをランダムにするのは個人的にはいいと思いますが、なぜこれをやめてほしいかというと、フィールド探索の際に「フィールドスキル」なるものが存在するからです。簡単に言えば「才能のある火属性のブレイドはレベル3の火が使えるので林を燃やしてこの先に通れます。でもそれ以下はまた育成or別のブレイドを見つけて来てね」みたいな感じでブレイドを育ててまた行かないといけないんですが、そのブレイドを引くのも、組み替えるのもいちいち面倒でした。
傭兵やらなんやらで他にも細かいことはあるんですが、、、
結論としてはストーリーを進めるのには何も問題ない!(重要!)
やりこむのは少し根気がいるなぁ!というかんじです。やりこみは本当にやりたい人だけがやるコンテンツと考えるとそこまで-ポイントではないかもしれません。
全体的な感想
間違いなくストーリーは推せます。
笑えるし感動できるし、設定が熱いしで
ほとんどの方に合うゲームだと思います。
戦闘システムも奥が深く、初心者の方でもできる仕様になっています。
初心者の方が戦闘に慣れ始めたところで次の戦闘スキルを覚えたり、最後まで新しいコマンドが出たりと飽きさせない工夫が素晴らしかったです。
ただ先ほど述べた通り、やりこもうと思うと少しゲームとしてやりづらさを感じました。
あとホムラやヒカリの衣装がエロすぎて敬遠している方も多いのではないかと思います。
正直確かにエロすぎです、何考えてるのかと聞いてみたいものです。
ですがこれは「ゼノブレイド」という名前のイメージの硬さを和らげるために作られたものだと思っています。
「ガンダム」と似た雰囲気に取ってしまい、敬遠してしまう方も多いと思います(初心者には入りにくいということです)が、様々な人に手に取ってもらうためにああいう衣装(というか全身)になったのだと思っています。(個人的には大好物)
絵がいいと思った方はそのままプレイしてください。
絵で引いてしまった人は、そんなエロイことが気にならないくらいのストーリーなので是非引かずにプレイしてみてほしいです。
まとめ
- ゼノブレイド2をプレイするなら1をプレイしてからの方が楽しめます!
- ストーリーを求めている方におすすめ!
ここまで読んでくださりありがとうございました!超おすすめです。